流れる雲のように

日々雑記。

ボードゲーム雑記 その1

久々にボードゲーム会参加できたので、ボドゲのことでも。

地方赴任はこういう非電源系ゲームの参加に著しい不具合が生じるのがやっぱりきついなと思います。

 

今回の初ゲーはこちら

ダイナマイトナース・リターンズ公式サイト

(身内でボードゲームグループみたいなものを立てているので、いくつかゲームをやっているのですが、それはまたの機会にでも)

 

このゲームはボドゲ界隈だとプレゲーとして有名なダイナマイトナースの、ドミインスパイア系のゲームです。(いわゆるデッキ構築ゲーについては、このBlogではドミインスパイアと称します)

 

元のゲームも昔にやったことがあるのですが、かなりのパーティーゲーだったのでガチ系のゴテゴテドイツゲー好きな元いたボドゲサークルではほとんど回ることはなく、しかしプレゲーなので自前で仕入れることもできない…、と紆余曲折あっての一応のリターンズということで、気にはなっていたんですがついにやる機会が。

ということでだらだらとプレイ感を述べます。

 

基本的なゲーム観は元ゲーと変わらず。患者がブリブリと病院(=プレイヤー)に押し寄せるので、捌きつつ治療してポイントを稼いで、ゲーム終了時点での最大VPを目指します。

金要素は2つ、金と治療力です。前者はマーケットからの購入に、後者は患者の治療に使います。

ゲーム中盤あたりからお金は使わないこともあるので、どちらかというと治療力の方が重要です。というよりないと患者が死ぬ。ドミインスパイアによってはやたら金満が強いゲームもありますが、このゲームはその点はそこまで単細胞ゲーでもないと思います。

 

ドミインスパイアの割にはマーケットがほぼ固定なので(イベントデッキのみランダム)、序盤に来る患者でゲーム全体の方向付けがなされる感じです。

 

リアランスはありますが使い勝手がそこまでよくない上、使うと患者が発生するか悪化します。アタックも兼ねてるといえば聞こえはいいですが、ドミ系に慣れているとクリアランスの強さは身に染みてわかっているので、皆が使って患者がじゃかじゃか発生します。

 

アタックは結構大味なので、4金で相当のアタックカードがありますが、4金だと最大治癒力3を発生するカードも買えるので、ラインとしてはこのあたりが金量の目安になってきます。

私的にはクリアランスと治療しつつ患者を発生させるカードをトリアージというゲーム加速カードとシナジーさせてゲームコントロールするのが好きだったので、その戦術でいろいろやっていました。

 

さて、元ゲーと一緒で患者の押し付け合いがゲームの魅力ではありますが、ここが元ゲーとは違ったゲーム性になっています。

序盤~中盤までは走っている人に患者が集中する感じになりますが、デッキの治療力が上がってくると患者の治療が容易になるので、患者を押し付けられるのはデメリットではなくメリットになっていきます(そうでなくても、初期治療力でも治療できなくもない3患者は人に撒かず自分で担当してしまうことが多いです)。そうなるとデッキが強い人に患者がいかなくなるので、患者の調達から自分で行わなくてはならなくなり、手数がかかるようになります。そういう意味でも面白いバランスにはなっているんじゃないかなと私的には思います。

 

まあ治療しようがない馬車で死んだり、送り付けられた側から殺されたりするとどうしようもないですが(

 

元ゲーのようなパーティーゲー要素は薄れましたが、個人的には勧められるゲームです。ドミ系好きな方は是非いかがでしょう。

 

以上